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四国とほぼ同じ面積のニューカレドニアは、植物の80%が固有種という、世界でも類を見ない土地として知られています。ミツバチが元気なのも世界一と言われており、全て手作業で作られる生はちみつとミツロウ石鹸は、ニューカレドニアならではの産物。自分用にもお土産にも最適です。食べて使って、内側からも外側からも、ミツバチの元気を分けてもらいませんか?
生はちみつとミツロウ石鹸を買いに「ギャラリー・アートプルミエール」へ!
写真:松田 朝子
生はちみつとミツロウ石鹸を置いているのは、ヒルトン・ヌメア・ラ・プロムナード・レジデンスに隣接したアートギャラリー、「ギャラリー・アートプルミエール」の一角。(ギャラリーの上階には、はちみつや石鹸を作っている会社「フォレ・デゥ・ムー」が入っています。写真は会社オーナーのフレデリック・シャトランさん)
はちみつは、はちみつなしでも作れる、混合物が入ってもわからないと言われます。また混合物も入りやすく、本物のはちみつを探すのは難しいと言われます。ニューカレドニアのはちみつは、非加熱、無濾過、無農薬といったオールナチュラルな製法で作られます。
よって巣箱の周りでは農薬を使わず、ミツバチに抗生物質を使うこともありません。また、熱を加えないので、40度以上の加熱によって失われる、ビタミンを始め、4000種の良い成分ははちみつの中に残っています。さらに、濾過をしないことで、蜂の巣を抗菌するプロポリスや、蜂の良質な花粉であるビーポーレンなどの栄養成分もはそのまま残っています。
ニューカレドニアの自然が生きたまま凝縮されているのが、こちらのはちみつ。味も、甘さの中に奥行きがあって、とても濃厚です。
そして、本物のミツバチたちが完熟させて作り上げたはちみつには、賞味期限がありません。一般的な製法では、完熟を待たないで採蜜するため、賞味期限は1年か1年半くらいと言います。皮肉なことに、後者の方が甘さがあり、売れ行きもいいのだとか。
世界に羽ばたけ!ミツバチが作った本物のはちみつ
親日家のフレデリックさんは、本物のはちみつを日本人にも食べてもらいたい、と日本展開を考えているそうです。ひいては世界展開も視野に入れているとのこと。こんなフレッシュなはちみつが日本でも食べられたら嬉しいですが、そこでネックとなるのは品質の安定。全てミツバチ任せなので、ミツバチは花が少なければ木の蜜を吸ったり、自由に飛び回っているため、はちみつの仕上がりが一定ではありません。一般的には「アカシアのはちみつ」とか、はちみつには主にミツバチが採蜜する花や植物の名前が付いていますが、ここでは地域の名前が付いています。
ちなみに1リットルのはちみつは、1匹のミツバチの7000時間分の仕事。花にして500万株だそうです。農場の名前がついたはちみつ「モンムー」は、ドラゴンフルーツの花にミツバチが4時間も閉じ込められて採蜜するとのことで、自然の甘さに溢れています。
手作りのミツロウ石鹸はお肌にも環境にもgood!
写真:松田 朝子
ミツロウ石鹸は、ニューカレドニア産のミツロウ100%で作られます。熱処理をしないで作るため、ミツロウの成分や、油脂本来の成分が生きています。最高級のオイルを使い、パラフィン、パラペン、シリコン、フレグランス、合成染料、石油化学製品は一切使っていません。
写真:松田 朝子
使用後も環境を汚さないというのも素晴らしく、洗い上がりもしっとり。皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせるエモリエント効果もあります。また、敏感肌やアトピー体質の人にもマイルドで修復効果があるので、家族中で使えます。また、これ1つで顔も体も髪も洗えてしまうので、旅行にもおすすめです。
写真:松田 朝子
また、コールドプロセスで作られるので、乾燥に6週間かかると言います。さらに手作業でしかできないので、生産は1ヶ月1260個まで。大量生産はできません。様々なフレーバーがありますが、石鹸の成分は同じです。ニューカレドニアのコーヒーと日本の緑茶をミックスした石鹸もあります。
ギャラリー・アートプルミエール(Galerie Arts Premiers)の基本情報
住所:1 Rue Boulari 98800 Noumea
電話番号:+687-24-11-28
営業時間:9時~18時(月-土)、15時~18時(日曜)
※空港ショップX-Plora(チェックインカウンター前)でも購入可
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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